こんにちは。

 

根岸です。(*^^*)

 

先日現場でこんな話がありました。

 

「橋梁の塗膜剥離作業って危険なの!?鉛って体に悪いのかな!?」

 

「体に悪いからサンドブラストする前に塗膜剥離してるんじゃない。」

 

橋梁塗装の職人さんは鉛の危険性について知らないケースが多い。

 

ひと昔前までは、当たり前のようにサンダーケレン(3種ケレン)やサンドブラストをして鉛入り塗膜の

 

粉塵をまき散らしていた。

 

なので、理解するには時間や学びが必要である。

 

橋梁塗装は橋に吊り足場を設置して作業を行うのですが、現在のように養生をして密閉空間を作っている訳ではないので

 

粉塵で現場周辺を汚してしまうこともあった。

 

しかし、現在では鉛の危険性も認知されて作業工法も変わっている。

 

鉛による健康障害の起こり方 (鉛作業主任者テキスト 参照)

鉛による健康障害の起こり方は、呼吸器および消火器から体内に吸収され、特定の器官(標的臓器)に蓄積

され障害を起こすものである。鉛作業場では、鉛は粉じんまたはヒュームの形で存在することが多く、呼吸器が

主たる侵入経路である。

 

症状

鉛による職業性ばく露では、急性中毒と慢性中毒があり、慢性中毒の方が多い。鉛のヒュームを大量に吸入した

場合に急性中毒を起こすことがある。

鉛ばく露では、口の中が甘いような金属味はかなり鋭敏な鉛吸収の徴候とされている。一般に鉛中毒の初期症状は

「体がだるい」「疲れやすい」である。次いで、「イライラする」頭痛、不眠、食欲不振などを訴えるようになる。

さらに鉛のばく露が続くと腹痛、便秘、下痢などの腹部症状をきたす。その他、関節痛や筋肉痛、体重減少、貧血など

がみられる。鉛中毒の3つの主な症状は、貧血、腹部症状、神経症状である。高濃度の鉛にばく露を長期間受けると腎障害

をきたすことがある。女性に関しては、鉛の低濃度ばく露での流産・早産や低体重出生などが指摘されており、妊産婦の

就業は禁止されている。(女性労働基準規則)

 

こんな感じで、参考図書に書いてあることを見ると猛毒のように感じる。

 

我々は命がけで橋梁塗装をしているんだということも同時に感じる。

 

そのことを、発注者、元請け業者、橋梁塗装職人にしっかり自覚してほしいと思います。

 

 

 

 

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